ロールプレイで学ぶ!「保健室で役立つ認知行動療法」

生徒が「頭が痛い」「お腹が痛い」という症状を訴えて、保健室にやって来ました。

問診、バイタルのチェックなどを行い、緊急性を排除した上で、あなたは精神的な問題が背景にあるのではないかと考えました。

 

こんなとき、あなたならどうしますか?

 

このDVDでは、保健室で活用できる『認知行動療法』の基本とテクニックを学んでいきます。

 


認知行動療法は、うつ病や不安症の第一選択の治療法で、およそ2人に一人が回復するといわれています。

人は『感情(気持ち)』や『体の反応』、『認知(考え)』に影響されて『行動』しています。
そのため、悩みやストレスを抱えて悲観的になると、「私ではダメだ」「ミスしたら終わりだ」といった偏った考え方や極端なものの見方をしてしまうときがあります。

 

心が健康なときは、この悪循環が自然に良い循環に変わりますが、うつ病などの心の病気では、悪循環が維持されてしまうのです。

 

認知行動療法は、この悪循環を見直し、好循環に持っていくようにバランスをとる、人にやさしい精神療法です。

 


 

このDVDでは、認知行動療法の第一人者として不安障害とうつ病の治療にあたる清水栄司先生が、多彩な図解を用いて、認知行動療法の様々な理論や技法を分かりやすく解説しています。

 

現役養護教諭の先生方の声をもとに制作しているため、保健室で適用する際の留意点や適切な声かけなども網羅され、すぐに実践できる内容となっています。

 

認知的に偏った考え方が起きるメカニズムやそのとらえ方、バランスのとれた考え方を身につける方法を学び、自身のセルフケアにもお役立てください!

 

■監修・解説:清水 栄司

(千葉大学大学院医学研究院 認知行動生理学 教授/

 子どものこころの発達教育研究センター長)

[プロフィール]1990年、千葉大医学部卒後、精神科医として勤務。1997年、同大学院修了、医学博士取得後、プリンストン大学へ留学し、学習能力を増強した「天才マウス」の研究に従事。2000年、帰国後、認知行動療法の研究と実践を開始。2006年より、同大学院、教授。千葉認知行動療法士トレーニングコース(chibacbt.net)を2010年より主宰。日本認知療法学会役員(2009年大会長)。日本不安症学会理事(2016年大会長)。著書に「認知行動療法のすべてがわかる本」(講談社)、「自分でできる認知行動療法」(星和書店)、「自分で治す社交不安症」(法研)など。

 

■撮影協力:千葉大学大学院医学研究院、東放学園高等専修学校

 


実践編では、具体的に2つの事例をもとにロールプレイを収録。

カウンセリングで用いられるシートを実際に記入しながら、ネガティブな感情を起こしやすい考え方のパターンを探り、別の考え方を見つけていくまでの流れを映像で見ていきます。

 

DVDでは、特にうつ病や社交不安症傾向のある生徒に対して、認知行動療法のカウンセリング技法(ケースフォーミュレーションと認知再構成)を使い、新たな気づき(考え)の発見を促し、不安やうつの気持ちを軽減させることを目指しています。

 

清水先生によるシーン解説も必見です!

 

DVD『ロールプレイで学ぶ! 「保健室で役立つ認知行動療法」』

販売価格:全1巻 7,560円(税込)

収録時間:84分

 

 

新規会員登録で初回から1,000円分が割引きに♪ 是非ご活用ください☆